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 一方、根室ではどうしていたかというと、島へ行って昆布を採ることで一年の生計を立てるくらいの余裕がありました。ですから、根室では寝て暮らすといった感じでしたね。
 我々は子供だったから、根室に留まって学校に行っていました。したがって、私の親父親が島から根室に帰ってくると、我々は少し大きくなるようでした。庭には、ストーブ用の薪がいっぱい積んでありました。それを鋸(〓のこ)でひいて割って、日の当たるところに積んでおくんです。雪が降っても中に雪が入らないようにして。「あ、明日は雪が降るな」と思えば、薪を庭へ入れたもんです。
 島から帰ってきてからの私たちの仕事は、薪を切ることと。十月になると餅つきをやりました。それが終えるともう仕事はないんですよ。だから、私の親父親たちは、毎日花札をやっていましたね。

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